長い梅雨が明け…プールには子どもたちのはしゃぎ声 でも…「夏休み増やして、コロナ最悪」 浜松市

原川朋華記者:「太陽がじりじりと照り付けるなか、子どもたちがプールで気持ちよさそうに遊んでいます」
 おとといから多くの小学校が夏休みに入った浜松市。浜松城公園の児童プールでは、ようやく訪れた本格的な夏を満喫する子どもたちが。

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記者:今年の夏休みはどうですか? 小5女子:「少ない!もっと長くしてほしい」
小4男子:「もうちょっと増やしてほしかった。最悪。コロナのせいで」  このプールではこれまで1日の利用者が400人を超えることもありました。しかし、今年は先月18日に開放してから1日平均20人にも届いていないといいます。新型コロナによる休校で、夏休みの開始が1週間ほど遅かったことや梅雨明けに時間がかかったことが主な理由です。

浜松城公園児童プール 沢村利男さん:「たくさんの人が来てくれるのが、僕らとしてはいいが。今年は夏休みが遅かったから(利用者が)少ないね、やっぱり」

 プールを運営する側も待ちに待った梅雨明けと夏休み。しかし、手放しでは喜べません。新型コロナの感染リスクを抑えるため、プールの入場を100人までに制限。その他にも水泳帽の貸し出しを禁止したり、ロッカーを使用できないようにしたりする対策を取っています。

 観測史上3番目に遅かった梅雨明け。短縮された夏休みに新型コロナへの警戒。異例の夏が本格的に始まりました。