9月16日の大安の日。
県内ナンバーワンサウスポーとの呼び声高い
静岡商業の高田琢登投手が、高野連にプロ志望届を提出しました。
プロ志望届は、プロ野球ドラフト会議で指名を受けるために必要で
16日は授業が終わった後、父であり監督である晋松監督とともに
志望届に自分の名前を書き込んでいました。
高田投手は「自分の名前なんで間違えるはずはないが今までで一番緊張した名前でした」と
語れば、父は「いいご縁があればなぁ」と、父としての本音を漏らしていました。
、さて、高田投手はどの球団に行くのか。
最速148km左腕には、早くからプロ野球チームのスカウトが視察し
全12球団が視察済み。すでに数球団から調査書も届いています。
エースとしてチームを5年ぶりのベスト4に導いたこの夏の大会中、
私も何人かのスカウトに話を聞きましたが
「素晴らしい素材」
「力強さが増した」
「将来性が楽しみ」
と高く評価していました。
去年夏の王者・静岡高校打線を7月5日の練習試合、8月1日の独自大会準々決勝の
2試合で14回2失点で抑えていることも、
ポテンシャルの高さをアピールできたのではないでしょうか
高田本人は、秋の県大会に進んだ後輩たちを相手に打撃投手を務めるなど
実戦感覚もキープしていて
「ドラフト1位で行ければいいが、何位でもプロ野球の世界に入ることが第一。
(ドラフト会議まで)あと40日、できることをやって、その日を待ちたい」と
プロへの覚悟が少しづつ固まってきているよう見えました。
かねてから日本代表左腕・横浜DeNAの今永投手を参考にし、
最近は同じ県内出身の阪神・高橋遥人投手(常葉橘高校OB)の映像もチェックし
イメージを膨らませているようです。
そのほか、磐田東高校の二俣捕手や、静清の高橋投手が提出した
プロ志望届。運命のプロ野球ドラフト会議は10月26日(月)
私もその日を、高校野球ファンのひとりとして楽しみに待ちたいと思います。
