J1清水、名古屋に完敗…パターン化の前半に複数失点も、クラモフスキー監督「1点を返して誇りに思う」

<明治安田生命J1:名古屋グランパス3―1清水エスパルス>◇第19節◇26日◇豊田スタジアム

 清水エスパルスが、アウェーで名古屋グランパスに完敗を喫した。3試合連続で3-5-2のシステムで臨んだが、前半2分、ペナルティーエリア内でDFエウシーニョがかわされて失点。同25分にも、DFラインの裏をつかれて追加点を与えた。7連敗が始まったホームでの横浜F・マリノス戦から前節浦和レッズ戦までの9試合で、前半のうちに複数失点するケースが6試合。いずれも敗れているが、早々にそのパターンに陥った。
 後半は1点を返すべく、序盤から前がかりになったが、同29分には、名古屋FWマテウスの高速CKに守備陣が対応できず、ヘッドで3点目を奪われた。清水は同43分に、FWカルリーニョスがヘッドで一矢報いるも、終盤に得点しての敗戦もパターン化している。
 これで清水は、クラブワーストタイの7連敗後、1勝して2連敗。今季、先制点を取られて勝った試合はなく、サポーターをガッカリさせる戦いが大半になっている。

清水クラモフスキー監督 残念な結果になってしまった。早い時間帯に失点し、自分たちのベストではなかった。しかし、最後まであきらめずに戦い、1点を返したことは誇りに思う。

画像: 清水エスパルスのクラモフスキー監督

清水エスパルスのクラモフスキー監督