センバツ幻の加藤学園、残り1枠をつかんで東海大会進出

第73回秋季東海地区高校野球県大会◇3位決定戦◇27日◇静岡市・草薙球場

 加藤学園が三島南との3位決定戦を5-2で制し、残り1枠の東海大会出場権を獲得した。1回表、三島南に先制されるも、2回裏に追いつき、4回裏に雨宮快成が放った高校通算7号のソロ本塁打で勝ち越し。5回裏にも3点を重ねてリードを広げた。、5回裏3点を重ねてリードを広げた。
 加藤学園は、昨年の東海大会準決勝で敗退したが、優勝校の中京大中京が明治神宮野球大会を制覇。結果、東海地区にセンバツ出場神宮枠が追加され、東海大会準決勝で県立岐阜商に善戦した加藤学園が、同東海枠に滑り込んだ。
 しかし、新型コロナウイルス感染拡大で今春のセンバツ大会は中止となった。代替で8月に開催された甲子園交流試合には出場したが、加藤学園は再び聖地に足を踏み入れるべく、東海大会で、常葉大菊川、藤枝明誠とともにセンバツ出場権にチャレンジする。

試合終了で整列する加藤学園と三島南の選手たち