先月16日午後6時半過ぎ、静岡市葵区の住宅に設置されたカメラの映像に、暗闇の中を動く黒い影が映っていました。クマです。何かを探すように、軒先を歩き回っています。

画像1: 住宅にクマ…冷蔵庫開け食糧物色か 8月ごろから目撃情報相次ぎ、ついに捕獲 静岡市

静岡市提供

 先月16日午後6時半過ぎ、静岡市葵区の住宅に設置された カメラの映像に、暗闇の中を動く黒い影が映っていました。クマです。何かを探すように、軒先を歩き回っています。

 葵区の山間部・梅ヶ島地区では、8月頃から、このクマとみられる目撃情報が相次ぎました。十数キロ圏内を動き回っていました。  この家では、想像もしていなかった事態が起きました。

画像2: 住宅にクマ…冷蔵庫開け食糧物色か 8月ごろから目撃情報相次ぎ、ついに捕獲 静岡市

根方ゆき乃記者

根方ゆき乃記者:「8月末、クマはこちらの住宅に侵入しました。そして冷蔵庫を自ら開け、あたりには食料が散乱していたということです」  自宅に突如、現れた「クマ」。飼い猫のキャットフードを食べ、冷蔵庫をあさっていたといいます。

 自宅に設置したカメラにも、まるで家の中に食料があるのを知っているかのように、扉の隙間から中を伺うクマの様子が映っています。そこに現れたのは飼いネコ。クマの迫力に圧倒されたのか、去っていく背中を遠くから見ているだけです。

 別の日にも、あわやの場面が。この家の住人が物音に気付き、外の様子を見ようとドアを開けると。画面左下に映るクマが。住人は、その後、部屋に戻り、鉢合わせする危機を免れました。  クマが住宅に侵入し、このままでは人が襲われる危険が。猟友会は捕獲に踏み切り、箱形のワナを仕掛けました。

 そして先月17日、1頭のクマを捕まえました。大きさは1メートル10センチ、2歳とみられるオスの「ツキノワグマ」です。  40年間、猟を続ける鈴木さんもクマを捕獲するのは数年ぶりだといいます。

静岡猟友会 鈴木英二さん
「これで人家をあさるクマは捕獲できたということでほっとした。(捕獲後に)人家へ入ったという話はなかったから、(これからは)落ち着いていられる」

 静岡県によりますと、近年は山を切り開く開発や、道路の整備が進んだことでクマの数が減り、狩猟は自粛されていました。そのため、現在はクマの数が増えている可能性があるといいます。

 また今年、県内で捕獲されたクマの数は20頭で、去年1年間の24頭に迫る勢いです。

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