J2磐田2連勝!遠藤保仁、移籍後3試合連続先発もマーク厳しく、交代直後にチーム得点

<明治安田生命J2:ツエーゲン金沢0―1ジュビロ磐田>◇第27節◇18日◇石川県西武緑地公園陸上競技場

 ジュビロ磐田はアウェーでツエーゲン金沢を1-0で破り、今季2度目の2連勝を飾った。元日本代表MF遠藤保仁(40)は移籍後、9日間で3試合連続先発。後半34分にベンチに下がった直後の同35分、右サイドを縦に突破した小川大貴が敵陣深くから右足でクロスを蹴り込み、ファーサイドの小川航基がヘディングシュート。これは、相手GKに弾かれたが、こぼれ球に反応したMF山田大記が落ち着いて右足でゴールに押し込み、先制点を奪った。
 前半は磐田がボールを支配するも、両チームとも運動量は少ない中、遠藤は自在に動き、積極的に縦パスを繰り出した。だが、相手側のマークが厳しく、決定機を演出できない状態が続いた。
 それでも、遠藤がいることで、チーム全体にリズムと安心感が生まれている。遠藤が加入後、磐田は3試合連続無失点。勝ち点7を積み上げている。今節は、前節まで首位だった徳島ヴォルティスが敗れて2位に落ちており、11位磐田とJ1昇格圏2位との勝ち点差は、18から15に縮まった。今季は残り15試合。奇跡の可能性はつながった。

磐田・鈴木政一監督 後半に入って、遠藤も大森も連戦で疲れているだろうと思って交代させた直後に点が入りました。リズムを変えたかったのもありますが、選手たちは喜んでいることでしょう。

画像: ジュビロ磐田MF遠藤保仁

ジュビロ磐田MF遠藤保仁