父親の遺体を遺棄した罪で起訴された兄弟 年金をだまし取った容疑で再逮捕 静岡・熱海市

 死亡した父親の年金をだまし取ったとして、40代の兄弟2人が詐欺の疑いで再逮捕されました。2人は父親の遺体を遺棄した罪で起訴されています。

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パトカー

 ともに住所不定の無職の49歳と46歳の兄弟は去年12月に父親(当時74)が病死したにも関わらず、死亡届を提出せずに年金約110万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、2人は8月までに父親の口座から約20回にわたって年金を引き出し、当時、住んでいた静岡県三島市のアパートの家賃などに充てていたということです。2人は容疑を認めています。

 2人は静岡県熱海市の住宅のタンスに父親の遺体をビニールに包んで遺棄した罪で起訴されています。