【新型コロナ】宿泊療養施設確保求め川勝知事に直談判へ…このままだと医療崩壊につながりかねない 浜松市長

 浜松市では、新型コロナ対策本部会議が開かれました。会議では市の担当者から、先月下旬に発生した浜松商工会議所青年部のクラスターがほぼ収束していることが報告されました。

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【新型コロナ】宿泊療養施設確保求め川勝知事に直談判へ…このままだと医療崩壊につながりかねない 浜松市長

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 一方で、高齢者施設における新たなクラスターなど、感染者が増加する中で、懸念されるのは医療崩壊の可能性です。県は軽症者用ホテルの確保を進めていますが、この点に関して、鈴木康友市長が語気を強める場面も。

浜松市 鈴木達夫医療担当部長 
「県では新たな宿泊療養施設の確保に向け、現在業者と協議中となっております」

浜松市 鈴木康友市長
「前から言っているけど、早くこれをしなければいけないので、県の担当に是非しっかりやるように伝えてください」

 静岡県は西部地区の軽症者や無症状者の療養施設として、「トヨタ自動車グローバル研修所」を確保していますが、病床は68室のみで、目標とする150室には届いていません。
 鈴木市長は、このまま感染者が増加すれば、医療崩壊につながりかねないとして、川勝知事に直談判する考えを示しました。

浜松市 鈴木康友市長:「もちろん、担当同士で連携していくのも大事ですけど、トップ同士でお願いをしていくことも大事なので、知事に改めてお願いをしていきたい。私はこの軽症者受け入れ施設の確保が、非常に重要だと考えている。しっかり県にもお願いしながら、対応していきたい」