J2ジュビロ磐田、新型コロナ陽性判定のFW小川航基、DF舩木翔を処分「行動規律に違反した」

 J2ジュビロ磐田は18日、FW小川航基(23)とDF舩木翔(22)が、クラブの行動規律に違反したことで処分したと発表した。

 磐田は今月5日、小川と舩木が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表しているが、2人に対して「クラブが定めていた行動規律に違反したことが認められたため、処分を行った」と説明し、「1週間の謹慎と罰金処分を下した」としている。また、「徴収した罰金は後日慈善団体へ寄付を行う予定です」と伝えている。
 両選手は、10月25日のホームでのザスパクサツ群馬戦後に知人と接触。その後、同じ知人から新型コロナウイルス感染の連絡があり、PCR検査を受けて陽性判定となった。それを受けて、チームから離脱し、クラブは選手、スタッフ、育成組織関係者のPCR検査を実施。結果、選手1人、スタッフ1人の感染が新たに判明し、濃厚接触者の疑いのある選手、スタッフも多く出た。チームはベストメンバーが組めない状況になり、3試合連続引き分け。残り8試合でJ1昇格が極めて厳しくなっている。

画像: J2ジュビロ磐田FW小川航基

J2ジュビロ磐田FW小川航基