浜松市出身の鈴木翔太投手、阪神と育成選手契約で合意 2013年中日ドラフト1位

 浜松市出身で今季限り中日ドラゴンズを自由契約になった鈴木翔太投手が、来季は阪神タイガースの育成選手として契約することになった。8日、阪神が公式サイトで発表した。
 鈴木は、2013年ドラフト1位で聖隷クリストファー高から中日入り。伸びのある最速150キロの直球、140キロ近いスプリットを武器にし、2017年には先発ローテ入りを果たした。5月6日にはプロ初勝利を飾り、同シーズンで5勝5敗の成績を残した。しかし、2018年オフに血行障害の手術を受け、2019年以降、1軍登板はなし。今季はウエスタンリーグで18試合に登板し、2勝2敗、防御率5.74だった。前日7日、東京・神宮球場で行われた12球団合同トライアウトには参加していなかった。