クラスター発生の静岡徳洲会病院 600人検査、入院患者全員の陰性を確認

静岡県内では11日、新たに25人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。医療提供体制はいまだひっ迫した状態が続いています。

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クラスター発生の静岡徳洲会病院 600人検査、入院患者全員の陰性を確認

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 静岡市では10人の感染が新たに判明し、葵区の高齢女性の死亡が確認されました。これで新型コロナによる県内の死者は合わせて20人となりました。
クラスターとなった静岡徳洲会病院では、11日までにすべての病棟の職員や
入院患者ら約600人を対象に検査し、入院患者全員の陰性が確認されたということです。病院では引き続き、残る職員ら50人ほどの検査を進めています。

静岡市保健所:「現時点では大きい感染拡大という意味ではそこには至っていないと思う。入院患者については入院するときに検査している。単純に考えれば院内感染の可能性が高い。断定は難しいが」

 静岡徳洲会病院では、クラスター発生を受けて一般外来や救急車の受け入れなど、入院診療以外の業務を原則中止しています。

記者:病院機能の再開については?

静岡市保健所:「検査全容を確認したうえでということで、あと残っている検査が終わったうえで判断されると考える」