トライアウトでアピール成功の小澤怜史投手、ヤクルトと育成契約で合意「静岡からの応援が力に」 静岡・日大三島高出身

 今季限りでプロ野球ソフトバンクを戦力外となった静岡県三島市出身の小澤怜史投手(22)が、ヤクルトと育成選手契約を結ぶことで合意したことが14日、分かった。小澤によると、今月11日午前9時に球団関係者から連絡を受けて即決。背番号は「014」に決まり、春季キャンプから合流するという。

 「トライアウトを受ける時も、静岡からの応援の声が力になりました。1日でも早く1軍で投げる姿を見せられればと思うので、応援をよろしくお願いします」
 小澤は日大三島高から、2015年ドラフト2位でソフトバンクに入団した。最速152キロの速球を武器に、2017年には2試合に登板したが、首の故障もあり、2018年オフから育成契約になっていた。そして、今季終了前に戦力外通告を受けた。しかし、本人は現役続行を強く希望。今月7日に東京・神宮球場で行われた12球団合同トライアウトでは3者連続三振の快投を披露し、アピールに成功していた。

画像: 静岡朝日テレビの取材に再起への思い語った小澤怜史投手

静岡朝日テレビの取材に再起への思い語った小澤怜史投手