ラグビー五郎丸が引退会見「22歳で契約した時から35歳で引退すると決めていた」ラストシーズン後は白紙 浜松市

 今季限りでの引退を表明した元日本代表で、ラグビートップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩選手(34)が16日、浜松市内で記者会見を開き「残された1シーズン、皆様への感謝の気持ちを胸に戦う」と語りました。

画像: 引退会見に臨む五郎丸歩選手

引退会見に臨む五郎丸歩選手

 近年におけるラグビー人気の象徴的な存在だった背番号15の引退発表から1週間、黒のスーツで会見に臨んだ五郎丸。引退を決意した理由については、22歳で契約をしたときから、「35歳の時に引退しようと決めていた」とした。引退後については「まったくの白紙」とし、シーズン後に考えたいと話した。

 2015年のラグビーワールドカップイングランド大会でのベストフィフティーンの活躍でフランスなどでもプレーしたが、国内では、2008年からジュビロ一筋。「どこよりも先に声をかけてくれた。このチームがまだ優勝したことなかったチームで切磋琢磨し取ったことのない日本一を取りたいと思った」悲願のトップリーグのタイトル獲得に闘志を燃やした。

 五郎丸がサックスブルーのユニホームを身にまとう最後の戦いとなるラグビートップリーグは来年1月16日開幕で、ヤマハ発動機は神戸製鋼と対戦します。