新型コロナでラグビーのトップリーグ開幕戦延期…2日前の決断、ヤマハ発動機と対する神戸製鋼は10人陽性

 ジャパンラグビートップリーグは14日、公式サイトなどで、新型コロナウイルス感染症の影響により、16日に予定していたリーグ開幕戦を延期すると発表した。

 この日の時点で、トップリーグ所属チームの選手、スタッフ計18人(NECグリーンロケッツ3人、神戸製鋼コベルコスティーラーズ10人、東芝ブレイブルーパス5人)の陽性が確認されていると明記。その上で「現状況では選手、関係者の安心・安全を守った上での大会開催が困難であると判断しました。代替フォーマットおよび開幕日は、現在関係者と調整中であり、決定次第お知らせいたします」としている。
 静岡県磐田市を本拠地にするヤマハ発動機ジュビロは、16日にアウェーで神戸製鋼との試合を予定していた。今季は元日本代表FB五郎丸歩(34)のラストシーズンでもあり、開幕戦も注目されていた。

画像: 昨年12月16日、会見で今季限りでの引退を報告したヤマハ発動機FB五郎丸歩

昨年12月16日、会見で今季限りでの引退を報告したヤマハ発動機FB五郎丸歩