強盗致傷事件でブラジル人45歳男に懲役8年「首謀者として認められる」 静岡地裁浜松支部

浜松市の住宅で起きた強盗致傷事件の裁判で、主犯格とされるブラジル人の男に、懲役8年の判決が言い渡されました。

判決によりますと、ブラジル国籍の45歳の男は、2017年11月、浜松市南区の住宅で仲間5人と共謀し、この家に住む夫婦を押し倒すなどしてけがをさせ、現金約30万円を奪った罪に問われています。

被告は裁判の中で「誰にも命令していない」などと起訴内容を否認していました。

きのうの判決で、地裁浜松支部の山田直之裁判長は「共犯者の供述は一貫性が認められ信用できる」と指摘、「メンバーを集め事前に自己の関与を口止めするなど首謀者として認められる」として、懲役8年の判決を言い渡しました。

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