「まだ不安だが、経済が少しずつ戻る期待も…」 愛知県の緊急事態宣言解除で浜松市の舘山寺は

 緊急事態宣言が解除された愛知県の隣り、浜松市の観光地・舘山寺を、解除初日の1日に訪ねてみました。

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スミス春子アナウンサー:「舘山寺の浜名湖パルパルです。先月1日から臨時休園をしていましたが、6日からの営業再開を決定しました。しかし、20日までの間は、平日の休園も決めています。そして、舘山寺ロープウェイも同じ期間、運休となっています」

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 舘山寺屈指の人気観光スポット、遊園地・浜名湖パルパルと舘山寺ロープウェイ。愛知県からの来園者は全体の4割近くを占めるといいます。20日から通常営業を再開する予定ですが、それまでの期間は土日限定での営業となります。

浜名湖パルパル担当者:「感染がだんだん下火にはなってきていますが、やはり県境の移動も含めて、もう少し様子を見ながらということで、十分な対策を取りながら営業していきたい」

 遊覧船も12日まで休業。宣言は解除されたものの、舘山寺を象徴する風景を取り戻すまで、しばらく時間がかかりそうです。愛知の宣言解除に浜松市民は…。

浜松市民(観光客):「きょうはうなぎを食べに来ました。もうちょっと賑わってるかなと思ったが、全然人がいなくて寂しい」

Q.西部の方からすると愛知県の解除は?

浜松市民(観光客):「まだ不安な気持ちはあるが、そうやって徐々に人の行き来が増えて、経済が少しずつ戻るという期待もある。コロナの心配もあるので、そのバランスがどうなるのかが難しいところだとは思う」

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 ホテルや旅館が並ぶ温泉街からも複雑な声が聞こえてきました。

ホテル社長:「年末年始のかき入れ時も含めて、満館になる時期に満館になっていないのは非常に寂しい気持ちもあります。かといって我々は、大手を振って来てくださいという状況でもないので…」

 こちらのホテルの宿泊者数は例年の2割減に。現在は、金土日のみ営業、平日は休館しています。この先の予約状況にも異変が生じているといいます。

ホテル社長:「3月、4月というよりは5月、6月を飛び越えて夏に向かって予約が入り込っているという状況です。会社としては、経営を維持しながら、GWあたりには多くのお客様にお越しいただければ」

「待ち遠しかった」

画像: 「待ち遠しかった」

 一方、宿泊業と同じようにダメージを負ったのは飲食業界。宣言解除初日が平日ということもあってか、飲食店が並ぶエリアは、お昼時にも関わらず閑散としていました。

Q.舘山寺に来てみてどうですか?

観光客:「なんか…寂しいですね。もう少し賑わってると思ったら、意外と人いないし、お店もやってないなと思った。本当はロープウェイに乗ろうと思ったが、それもやっていなくて…どうしようかなって感じで。地域貢献ではないが、ちょっとでも活気が戻るために貢献できたらいいなと思う」

愛知県の男性は…

愛知県民:「観光客が集まるのはまだ怖い。コロナがゼロになったわけじゃないとは思っている。しばらく気を付けながら、でも少しずつ元の生活に戻っていけばと思う」

 30年間、舘山寺で店を営むこちらの喫茶店では、先月の売り上げが去年の3分の1以下に減少したといいます。愛知県で緊急事態宣言が解除されたことについては…

喫茶店:「もちろん感激、感謝しています。待ち遠しかった。東京の方はまだ大変でしょうけど、愛知とかの方が見えてくださると…今一番いい時期ですよね、桜も梅も咲いて。なんとか来て楽しんでいただければと思う」

 宣言は、愛知県だけでなく地元の人たちにも心理的影響があったと話します。

喫茶店:「宣言があると、宣言が出ていないところの人たちも遊んだりすることに抵抗があって、解除されたことで、この近辺の人たちも、遊びに来てくれるんじゃないかという気がしている」

    (3月1日放送)