【週末Jリーグ】エスパルス、ジュビロともホーム開幕戦で勝利ならず

J1清水エスパルスはアビスパ福岡と、J2ジュビロ磐田は町田ゼルビアと、いずれもホーム開幕戦です。

 14年ぶりの開幕連勝へ。エスパルスはホームにアビスパ福岡を迎えての一戦です。
 試合が動いたのは前半12分、エスパルスは左サイドでカルリーニョスがボールを持つと、中村との鮮やかなワンツーから右足!カルリーニョスの今シーズン初ゴールで先制します。
 28分には中村のクロスに後藤がヘディングシュート!9000人のサポーターの前で、エスパルスが1点リードで試合を折り返します。

 しかし後半16分、福岡に鋭いクロスを入れられる、山岸にゴールを許し同点に追いつかれます。
 昇格組の福岡に負けられないエスパルスはその4分後、河井が競ってこぼれたボールを片山がゴール前へ、キーパーがはじいたボールを新加入の中山!豪快に突き刺し再び勝ち越します。
 勝利目前の後半アディショナルタイム。福岡のフリーキック…これを直接決められ、ホーム開幕戦は2対2のドロー。

 開幕連勝とはなりませんでしたが、新生エスパルス勝点4で暫定4位です。

中山克広:「きょうの試合も勝てるとみんな思っていたとおもうので、ロティーナ監督と同様に勝点2を逃し痛いと感じています」

 前節アウェーで敗れたジュビロは、ホームに町田ゼルビアを迎えての一戦。
 初勝利の期待が高まる中、前半9分ミスから失点を許してしまいます。それでも23分、しぶとくボールを繋ぎ山田から松本!積極的にシュートを放つと30分、遠藤から絶妙なタイミングで大森へ。ドリブルで持ち上がりルキアン。折り返しに詰めたのは松本!同点に追いつきます。
 しかしその2分後、再び失点。後半にも1点を失い、まさかの3失点。J1復帰に向けて
痛い開幕連敗です。

鈴木監督:「最初の失点がチームにとって痛かった。守備はボールに対してのプレスと、ボール状況でのマーキングポジションとか、もっともっと徹底して動きの中でサッカーをしたい。」