【新型コロナ】ワクチン接種8人が副反応、数人はアナフィラキシーショックの疑い 静岡県内20人感染、月曜日としては2カ月ぶりの多さ

 静岡県内の新たな新型コロナウイルス感染者は20人で、月曜日としては2カ月ぶりの多さです。県は今後の推移に警戒を強めています。

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【新型コロナ】ワクチン接種8人が副反応、数人はアナフィラキシーショックの疑い 静岡県内20人感染、月曜日としては2カ月ぶりの多さ

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 県内の新規感染者は20人で、自治体別では静岡市が8人、焼津市が5人などとなっています。月曜日としては1月25日以来2カ月ぶりに20人以上となり、1週間の人口10万人あたりでは、きょう29日の時点で4・6人と、6日連続で上昇しています。

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「今週いっぱい、これがさらに単調に増加して5を超えてくるのか、あるいは2月の下旬のようにこのあたりをピークとして3人台に下がるのか注視したい」

ワクチン接種2万回のうち8人に副反応

 また、県によりますと、医療従事者向けのワクチン接種はおとといまでに県内で2万回あまり行われました。今月中旬までのまとめで、8人が副反応を示し、このうち数人がアナフィラキシーショックが疑われるということです。

川根本町で高齢者向けのワクチン接種券の発送始まる

 一方、川根本町は29日午後、高齢者向けのワクチン接種券を発送したということです。発送したのは町内の高齢者約3000人分で、30日から順次、各世帯に郵送で届けられます。町では5月の連休明けから、5カ所ほどの会場で集団接種を始める予定です。
 ワクチン接種券の発送を始めたのは、県内では川根本町が初めてで、あす30日は伊豆市が予定するなど、今後、ほかの自治体でも発送が本格化します。