自殺手助けしたとして再逮捕の男、七輪、炭など用意か 浜松市の女子中学生誘拐事件

 浜松市のキャンプ場で行方不明の女子中学生が遺体となって見つかった事件で、警察は中学生の自殺を手助けしたとして福岡市の男を再逮捕しました。

画像: 少女の遺体が見つかった現場 浜松市天竜区

少女の遺体が見つかった現場 浜松市天竜区

 福岡市東区の33歳の無職の男は先月15日、浜松市で15歳の中学3年生の少女を車に乗せて誘拐した疑いで逮捕・送検されています。少女はこの翌日、浜松市天竜区のキャンプ場のテントで遺体で見つかり、テントには炭と七輪が残されていました。

 警察は男が少女の自殺を手助けしたとして、自殺関与の疑いで男を再逮捕しました。捜査関係者によりますと、キャンプ場で見つかったテント、七輪、炭などは男が用意したものとみられます。

 遺族の弁護士によりますと、少女は2年前から不登校になっていて、警察は男がSNSを通じて事前に連絡を取り合い、少女を巻き込んで自殺を図ったみて捜査しています。