林野庁職員、初公判で起訴内容認める 「住宅購入費1500万円も…」 林道工事巡る贈収賄事件

 林道工事をめぐる贈収賄事件で、林野庁の職員らの初公判が開かれ、2人は起訴内容を認めました。

画像: 林野庁職員、初公判で起訴内容認める 「住宅購入費1500万円も…」 林道工事巡る贈収賄事件

 林野庁天竜森林管理署の50歳の被告の男は2018年12月、林野庁発注の神奈川県の林道工事をめぐり、静岡県富士宮市の元建設会社社長の被告の男(74)から東名高速富士ICの駐車場で、賄賂として現金200万円を受け取った罪に問われています。

 2人は15日の初公判で起訴内容を認めました。林野庁職員の男は被告人質問で、「買い物やゴルフで金を使い、生活が苦しかった。自分から金を要求した」と話し、この他にも住宅購入費およそ1500万円なども元建設会社社長から現金で受け取っていたと明らかにしました。

 次回は来月7日に、元建設社長の被告人質問が予定されています。