静岡茶の魅力再発見(3) 750mlの瓶1本2万円超も…「高級すぎる静岡茶」 そのヒミツは

 静岡茶をアピールするひとつとして注目されているのが、「高級すぎる静岡茶」。高級茶を製造している会社の1つ、静岡市にあるベネフィッティーへ。代表の西沢広保さんです。高級すぎる静岡茶とは?

画像: 静岡茶の魅力再発見(3) 750mlの瓶1本2万円超も…「高級すぎる静岡茶」 そのヒミツは

1本2万円…超高級茶

画像1: 1本2万円…超高級茶

西沢さん:これは静岡のお茶だけを並べてある

中野アナ:全部静岡県産のもので作ってるんですか なんか、お酒みたいですね

 ボトリングティーと呼ばれるこちらの高級茶は、贈答用として買う客が多いそうです。県内各地の有名茶農家と手を組んで作られる高級茶。例えば…

画像2: 1本2万円…超高級茶

西沢さん:こちらが「息吹」と言いまして島田のお茶を使っている

中野アナ:私の出身地です かっこいいですね でも高そうなんですけど
西沢さん:このお値段は2万1600円ですね
中野アナ:え~2万円!? どうしてそんなに高いんですか?
西沢さん:コールドエクストラクション製法と言って、低温抽出でじっくり長い時間をかけてゆっくり出している

おいしさのヒミツは

画像1: おいしさのヒミツは

 こちらが、お茶を抽出する釜。コールドエクストラクション製法とは、釜の水を4度からマイナス3度の低音で冷やし、凍る手前の状態で茶を抽出する方法。

中野アナ:お茶は冷たくして抽出する方がいいんですか?
西沢さん:旨みを出す場合低い温度で出してあげた方がいい。家庭でやる場合は氷とかでやればいい。これは温度を一定にするために釜自体の温度を冷やしてあげる

画像2: おいしさのヒミツは

 こちらは、富士の茶葉を使用した「覚醒」。このお茶も値段はおよそ2万円。西沢さんも太鼓判を押す「覚醒」ですが、今回、少しだけ試飲させてもらうことに…

画像3: おいしさのヒミツは

 ワイングラスで飲む静岡茶。この1杯だけでも高価ですよね。

中野アナ:この1杯だと?

西沢さん:それ1000円位いってるんじゃないですかね

中野アナ:私のきょうのお昼代…、嗅いだことのないお茶の香りがします。摘みたての茶葉を嗅いでいるような新鮮な香りがします。甘い!不思議 煎茶でこんな甘くなるんですか

西沢さん:作り手の農家さんの土の管理や畑の管理すると、おいしいお茶がいくらでも静岡県内は作れる

中野アナ:最初の1口ものすごく甘くてちょっとびっくりしちゃいました

西沢さんが思う静岡茶の未来とは?

 静岡茶の魅力を再発見することができましたが、西沢さんが思う静岡茶の未来とは? 西沢さん:環境って作れないので、他の地域では。これにはベストマッチングの地形だと思う。高く売れるような仕組みができてくれれば、農家さんのお茶がいっぱい売れるような形なっていただければ、まずそれは知っていただくといことが第一