静岡・沼津市の河口に9頭のイルカ 水族館職員「イワシなど追いかけて浅瀬に入ったのでは…」

 22日午前6時半ごろ、静岡県沼津市西浦木負の河口で、イルカ9頭が打ちあがっているのを近所の住民が見つけました。

画像: 静岡・沼津市の河口に9頭のイルカ 水族館職員「イワシなど追いかけて浅瀬に入ったのでは…」

 地元の水族館の伊豆・三津シーパラダイスの職員によりますと、発見されたのは体長2メートル前後のスジイルカとみられ、エサを求めて川に迷い込んだのではないかということです。

伊豆・三津シーパラダイス 土屋考司さん:「このあたりに最近イワシなど結構時期的に数が入ってきていますので、そういったものを追いかけながら浅瀬に入ってしまって、出られなくなった可能性が高いと思います。このあたりでは大量に数上がることはあまりないので、比較的珍しい数かもしれないですね」

 近所の住民は…

近所の住民90代:「初めてだね。1匹はまだ潮があったから水たまりで…」
記者:まだ生きていた?
A.「生きてたね」

 職員がかけつけたときにまだ生きていた1頭は、職員らの手で沖に返されましたが、8頭は死んでしまったということです。