突風の被災地5日の雨が追い打ち 被災者を支えるボランティアの姿も

静岡県牧之原市で発生した竜巻とみられる突風被害から6日目。
5日の雨が被災した建物に追い打ちをかける形となりました。

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突風の被災地5日の雨が追い打ち 被災者を支えるボランティアの姿も

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〇被災地の女性
「ブルーシートを屋根にやったのあるけど完全ではない。天井がとれてるところがだめだった」

被害の大きかった布引原では、被災したほとんどの家の屋根や窓にブルーシートが貼られています。
5日の雨で雨漏りをした家も多かったということです。

「屋根はブルーシートで雨対策はしているものの、昨日の雨の影響で壁にシミがついています」

本格的な復旧にはまだ至っておらず、7日以降の天候にも警戒が必要になっています。

一方、島田市の会社では被災した人を支援しようと、無償で瓦屋根を修理しています。

〇代表仲田さん
「被災した方々のところへボランティアという形で、なにか力になれればと思って、現地に向かわせていただいている。使える瓦があれば、すべてそちらもお渡しさせていただいている」

これまでに6棟の工事を行っていて、きょうは雨漏りをしていないか、見回りをしました。

〇被災した家の人は
「雨漏りが心配してたんですけど、瓦屋さんが早急に一応仮の形で直していただいたものですから助かりました」

屋根に昇り修理した箇所を確認。
瓦のずれや雨水が浸入していないか点検しました。
〇代表仲田さん
「牧之原市の方たちは心が温かくて下を向いている方は本当に一人もおらず、被災したのにボランティアに参加されたりと、こちらが元気をもらってばかりなんです」