【新型コロナ】静岡県67人感染…4日連続50人超、拡大傾向続く 浜松市14人…半数が20代以下、経路不明も6人

 静岡県内では11日、新たに67人の新型コロナウイルス感染と2人の死亡が確認されました。4日連続で50人を超え、拡大傾向が続いています。

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【新型コロナ】静岡県67人感染…4日連続50人超、拡大傾向続く 浜松市14人…半数が20代以下、経路不明も6人

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 県内の新規感染者67人は、火曜日としては1月26日の45人を上回り過去最多です。自治体別では静岡市が19人、浜松市が14人、富士市で8人、沼津市と掛川市でそれぞれ6人などとなっています。

 静岡市では新たなクラスターなどはありませんが、変異ウイルス検査で、新たに4人の陽性が判明しました。変異ウイルス陽性は、これで静岡市内は66人、県全体では276人に上っています。

 浜松市の14人のうち半数の7人が未成年や20代の感染者で、6人の感染経路がわかっていません。市は若い世代の感染や市中感染が増加しているとして、感染拡大に警戒感を強めています。

浜松市と掛川市で死者も

 また、新たに浜松市内の80代男性と掛川市の高齢者の死亡も確認されています。これで県内の新型コロナ患者の死者は129人となりました。

 クラスター関連では、富士市の事業所で新たに6人が陽性となり、あわせて35人になるなど、すでに発表されている3つの施設などで増えています。

 県内の新規感染者は、11日までの1週間の人口10万人あたりで9・6人となっていて、増加ペースが落ちていません。病床使用率も上昇し、特に西部では46・7%に、県全体では30・6%とひっ迫しています。