天竜区を単独で残して…行政区再編で地元自治会が要望 浜松市

 2年後の条例制定を目指す浜松市の行政区再編に関して、天竜区の自治会が浜松市長らに現在の天竜区のエリアを単独で残す事などを求めた要望書を提出しました。

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天竜区を単独で残して…行政区再編で地元自治会が要望 浜松市

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 浜松市の行政区再編をめぐっては、3月に行われた市議会の特別委員会で現在7つある区を2つから4つに減らし、それぞれで天竜区を単独で残す案と他の区に複合する案、あわせて6案をたたき台とする方針が示されています。

 先月、天竜区で行われた協議内容を説明する住民説明会では「区割りを先行して決めると、住民サービスが低下しないか」などの不安の声が上がっていました。

 18日午後、天竜区自治会連合会の三室正夫会長が、浜松市長や市議会議長のもとを訪れ、今後の協議への要望書を手渡しました。要望書には天竜区に担当副市長を置くことや継続性の確保のため単独案を強く要望することが明記されました。

天竜区自治会連合会 三室正夫会長:「人口は少ないが、まとまりという点から言えば、大きな中でいくよりも、小さな中でも頑張っていくという意識を醸成するためにも天竜区のほうがいい」
          
浜松市 鈴木康友市長:「2点の要望を頂きました。真摯に受け止めて今後の議論に生かしていきたい」