静岡県知事選は現職・川勝平太氏が当選 対立候補支援の静岡市長「選挙は民意の表れ、尊重したい」

20日の静岡県知事選挙は現職の川勝平太氏が、自民推薦の新人、岩井茂樹氏に30万票以上の大差をつけて4選を果たしました。今回の選挙結果について、それぞれの候補を支援した県議会の2つの会派と静岡市の田辺信宏市長の反応です。

画像: 静岡県知事選は現職・川勝平太氏が当選 対立候補支援の静岡市長「選挙は民意の表れ、尊重したい」 youtu.be

静岡県知事選は現職・川勝平太氏が当選 対立候補支援の静岡市長「選挙は民意の表れ、尊重したい」

youtu.be

ふじのくに県民クラブ 阿部卓也県議(川勝氏陣営選対本部長)
「12年間、川勝知事が県政に携わる中で、現場主義を貫いてきた川勝知事なので、選挙戦でもやろうということを選対でやってきた。『12年間のあなたの行動、あなたの静岡県に対する愛の深さを分かっている』『私たちがついている』と多くの皆様から言っていただき、県民の支持をいただけたのはそういうところに大きくあるのかなと。今後しっかりと(得票数が)弱かったところは批判、意見もあるので丁寧に聞くのが、知事の役目。我々からもしっかり進言するし、我々もフォローしたい」

自民党静岡県連 野崎正蔵幹事長
「今回の結果については、少し我々としてもびっくりしている。時間がなかったというのは言い訳になる。でも、我々が今回負けたが、誇れることは、我々はしっかり選択肢を示して正々堂々と戦って、しかしながら残念な結果になったと。これについては、無風の状態で今の県政を継続させていいのかという一つの投石になった。常に県民のためになるかならないかという判断の中で、知事の提案する事案に対して、賛成できるものは賛成するし、これはおかしいということに関しては意見を申して変えていくという姿勢なので、これからもその姿勢は変わらない」

静岡市 田辺信宏市長
「選挙は民意の表れですので、受け止めたいし尊重したいと思います。もう選挙は終わりました。是非これからも、市と県と連携、そして対話をしてコロナを乗り越えていきたいと思います」