静岡・焼津市内の保育園が「登園自粛」に 感染対策に追われる保育の現場では…

子どもへの感染が広がる中、静岡県焼津市は公立の小中学校や幼稚園の夏休みを31日まで延長することを決め、市内の保育園の保護者にも「登園自粛」を要請しました。

焼津市は「登園自粛」を要請

画像: 焼津市は「登園自粛」を要請

大井川保育園ではきのう「家庭保育」を求めるメールや手紙を保護者に配りました。

幼児クラス主任
加藤玄明先生:「焼津市がすごい爆発的に増えているということで、デルタ株はやっぱ子どもから発症するとも言われていて気にかけてくれる保護者の方がとても多くて今日はお休みの子が普段より多いと感じている」

5歳児女の子:「つまんない。女の子全然いないから」

5歳児女の子:「一緒に遊びたい」

仕事を休めない保護者…

230人が在籍するこの保育園では、およそ半数の102人の園児が要請を受けて、きょう登園を自粛しました。ただ、急な対応に仕事を休むことができない保護者も多いようです。

幼児クラス主任 
加藤玄明生:「(保護者から)休みを取りたいけどすぐに仕事が休めなくて申し訳ないごめんねと言われるが、仕事しているお父さんお母さんの気持ちもわかるし、来た子の命は守るよという話はしました」

 子どもの感染も相次ぐデルタ株に、保育現場ではこれまで以上に感染防止対策に気を遣っています。

対策に追われる保育の現場

原川朋華記者:「今は給食の時間だが園内はかなり静かです。園児たちは黙食を身に付けてきたということです」

画像: 対策に追われる保育の現場

 給食ではクラスの人数を分散させ、全員が同じ方向に体を向けて黙って食べます。保育士のサポートが必要な乳児のクラスではパーティションを設置するなど年齢に合わせて対策を工夫しています。

乳児クラス主任 
法月倫代先生:「保育は子供たちと肌と肌を触れ合わせて関わることをにすぎく大切にしているのでコロナだからと言ってばっさり切り離すことは難しい。保育士自身が感染予防対策としてなるべく日々の行動を気を付けたり、各自徹底しているところ」

 本来は友達と仲良く食事を取ったり、大きな声で歌ったりする保育現場。これまでとは違う環境の中で、子どもたち自身の変化も感じているそうです。

幼児クラス主任 
加藤玄明先生:「コロナという言葉を聞くと気を付けなきゃいけないよねと子どもたちから言ってくれるので、子供たちに救われながら保育をしていると感じている」