新型コロナが長期化して自宅療養者が増える中、患者の病状を把握するための機器の確保が課題となっています。

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借りたまま返さない人も…静岡市は回収チーム立ち上げ 自宅療養者の病状把握するパルスオキシメーター

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根方ゆき乃記者:「血中の酸素濃度を測定するこちらのパルスオキシメーター。患者の重症化をいち早く察知し、自宅療養者を支えます」

 一時は自宅療養者が1200を超えた静岡市。保健所で23日、職員が袋詰めしていたのはこの機器です。

Q.何をしているんですか?

静岡市保健衛生医療課 岩崎夏海主任主事「きょうパルスオキシメーターが必要な患者へ配達する用のものを準備している」

Q.きょうは何件くらい?

A.「きょうは3件」

Q.自宅へ届けるのか?

A.「はいそうです」

 この日貸し出しの希望があったのは、自宅で療養する市内在住の患者3人です。

電話する職員
「本日、お届けのためにご自宅までお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?」

 患者1人1人の自宅に届けるのも職員の仕事です。

電話する職員
「自宅療養の期間が終わり、お体がよくなったら保健所までパルスオキシメーターを返却お願いいたします」

静岡市は保健所に新たなチームを立ち上げ

保健衛生医療課 岩崎夏海主任主事
「パルスオキシメーターの配達の回転率を上げるために、チームを作って職員2名で管理している」

 別の部署の職員2人が応援に入り、配達と回収を行う「パルスチーム」。患者が特定されるのを考慮して、静岡市のステッカーを外した車で届けます。

 こうしたチームを立ち上げたのにはわけがあります。

保健衛生医療課 岩崎夏海主任主事
「大量に同じ時期に一気に貸し出しがされて、一定数戻ってこなかったりした」

 数に限りがある中で、全国の保健所が頭を悩ませているのが、パルスオキシメーターを借りたまま返さない人が多いという状況です。

 1500台のパルスオキシメーターを管理する静岡県西部保健所では、一時、4割ほどがスムーズに返却されなかったといいます。

 静岡市では先月、1日の感染者数が160人に上るなど感染が急拡大。自宅療養者は1000人を超え、保健所に400個ほどあったパルスオキシメーターは底を尽きかけました。先月末、新たに350個を追加で購入したため、今は在庫に余裕があるといいますが、今後、感染の再拡大を懸念しています。

保健衛生医療課 岩崎夏海主任主事
「今週も祝日が続いて人出もあったと思うし、(感染者数は)いまだ予断は許さない状況にはあると思う。自宅療養期間が終わったらすぐに保健所までお返しいただくようお願いします」

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