ロープは切られゴミが散乱… 国史跡の古墳が荒らされる被害 静岡・掛川市

4日、静岡県掛川市の古墳でロープが切断されるなどの被害が見つかり、市は警察に被害届けを提出しました。

画像: ロープは切られゴミが散乱… 国史跡の古墳が荒らされる被害 静岡・掛川市 youtu.be

ロープは切られゴミが散乱… 国史跡の古墳が荒らされる被害 静岡・掛川市

youtu.be

 被害があったのは掛川市高田にある和田岡古墳群・吉岡大塚古墳です。全長55メートルの前方後円墳で、1996年に国の史跡に指定されました。
 おととい朝、市の職員が地元ボランティアから連絡を受けて駆け付けたところ、古墳の頂上にあったロープ柵が切られ、敷地内にはタバコの吸い殻や空き缶などのゴミが捨てられていたということです。また敷地内にある養生中の芝生には、車が進入した痕跡も残っていました。
 市によりますと、先月にも敷地内にタバコの吸い殻が捨てられるなどの被害があり、おととい器物損壊事件として警察に被害届けを提出したということです。市は今後、地元のボランティア団体や警察と協力してパトロールを行い、再発防止に取り組んでいくとしています。