持ち直しの動きに停滞感…静岡県内の経済情勢 新型コロナの影響、一部で厳しい状況続く

東海財務局は静岡県内の経済情勢について、新型コロナの影響で持ち直しの動きに停滞感があるとして、前回の判断より下方修正しました。

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東海財務局によりますと、県内の経済状況は新型コロナの影響で一部に厳しい状況が残るとともに持ち直しの動きに停滞感がみられるということです。このため、前回7月の「持ち直している」という判断を下方修正しました。

個人消費は「スーパー」や「ドラッグストア」の販売は好調ですが、「観光地の宿泊客」などは減少しています。生産活動では半導体不足のため「自動車関連」が減少しています。

東海財務局は先行きのポイントとして、ワクチン接種が促進する中で各種政策の効果や海外経済の改善もあって景気の持ち直しが期待されるとしています。