静岡6区 “渡辺王国”牙城崩れる 自民・勝俣氏 4回目の戦いで悲願

自民党・勝俣氏:「ずっと11年間皆さんが待ちに待った民意を示すときだったと思う。この静岡6区の悲願だった。私だけの勝利ではない。これは私たちふるさとの勝利。本当に、本当にありがとうございました」

画像1: 静岡6区 “渡辺王国”牙城崩れる 自民・勝俣氏 4回目の戦いで悲願

静岡6区は自民党の勝俣孝明氏が制しました。勝俣氏は4回目の戦いで初めての小選挙区での議席獲得です。

前回631票差、今回も接戦だったとはいえ、その差を4400票余りに広げられた立憲民主党のベテラン、渡辺周氏。

立憲民主党・渡辺氏:「すべて私の日ごろの運動不足、地元での活動不足。不徳の致すところでございます。こういう結果になりまして、本当に皆様方を落胆させてしまったこと、本当に申し訳なく思っております。本当にいろいろすみません。全て責任は私でございます。本当にありがとうございました」

1996年の初当選以来、過去8回にわたって守り続けてきた牙城が崩れました。

画像2: 静岡6区 “渡辺王国”牙城崩れる 自民・勝俣氏 4回目の戦いで悲願

立憲民主党・渡辺氏「これからしっかりと結果を見て、私なりにですね、ちゃんと分析もして、それで足りなかった部分について、ちゃんと検証したいと思っています。いずれにしても、全て私の不徳の致すところでございます」

小選挙区で議席を失った渡辺氏ですが、比例で復活当選を果たしました。

自民党・勝俣氏:「コロナ禍で傷んだこの経済、まさにこの私たちのふるさと沼津、そして伊豆半島、今非常に経済も疲弊している状況であります。しっかりとコロナ対策を行って、私たちの故郷の経済をしっかりと立て直してまいりたいというふうに考えております」

けさ、JR沼津駅前で街頭演説を行った勝俣氏。初当選した翌日もここに立っていたと振り返りました。

自民党・勝俣氏:「本当に一朝一夕に勝った、良かったではなく、やっぱり11年の積み重ねだと思うんですね。やっぱりここからがスタートですから、政権与党、また静岡6区の代表として先頭に立ってやっていきたいという、こういう新たな気持ちですね」