【新型コロナ】3回目ワクチン搬入 接種は2回目から8カ月以上経過した人から 1会場で2種類使用「交差接種」OK 静岡・富士市

新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が12月から県内でも始まる見通しです。静岡県富士市にもけさ3回目用のワクチンが届きました。

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【新型コロナ】3回目ワクチン搬入 接種は2回目から8カ月以上経過した人から 1会場で2種類使用「交差接種」OK 静岡・富士市

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原川朋華記者:「富士市にも3回目のワクチンがトラックで運ばれてきました」

 午前11時過ぎ、富士市に4680回分の新型コロナのワクチンが搬入されました。

「マイナス79℃ですね」
「はい」

保管温度が正常であることを確認しワクチンは冷凍庫へ。今回届いたワクチンはファイザー社製で3回目の接種に使われます。

 その3回目の接種をめぐり、政府は1つの会場で使用するワクチンの種類を1つに限定するという従来の方針を改め、同じ会場でファイザー社製とモデルナ社製の同時使用を認めるとしています。また、2回目までの接種とは異なる種類のワクチンを打つ「交差接種」も認めています。

 一方、接種の対象者について厚生労働省は15日、2回目の接種から6カ月経った人も対象とする案を発表しましたが富士市は今のところ、8カ月以上経過した人を対象とし、医療従事者は来年1月末から、高齢者は来年2月に始める予定です。

富士市健康政策課
統括主幹 石井津与志さん:「医師会、各医療機関と慎重に協議をしながら、万が一にも間違い接種などの事故が起きないよう体制を整えていきたい」

 県内ではすでに、静岡市や浜松市で3回目のワクチンが搬入されていて、来月から医療従事者を対象にした3回目の接種が始まる見込みです。