ウクライナ大使館に1億円 「同じ立場になったら大変なこと… 」と静岡市の企業が寄付 富士宮市と三島市は救援金受付

ウクライナを支援する動きは様々な広がりを見せています。静岡市の企業がウクライナ大使館に1億円を寄付しました。

堀川健治記者:「都内のウクライナ大使館の正面にはご覧のように 献花台が設けられています。日本の人々からも多くの花が手向けられています」

画像: ウクライナ大使館に1億円 「同じ立場になったら大変なこと… 」と静岡市の企業が寄付 富士宮市と三島市は救援金受付 youtu.be

ウクライナ大使館に1億円 「同じ立場になったら大変なこと… 」と静岡市の企業が寄付 富士宮市と三島市は救援金受付

youtu.be

 在日ウクライナ大使館では、2月のロシアの侵攻開始を受けて寄付金を受け付ける口座を開設しています。9日には、静岡市清水区に本社を置く産業用ロボットメーカー「アイエイアイ」が、およそ1億円を寄付しました。

セルギー・コルスンスキー大使:「本日は足を運んで頂き、素晴らしいイニシアチブを発揮して頂き御礼申し上げます。」

アイエイアイ
石田徹社長:「何かしなければと。我々がもしも同じ立場になったら大変な事だし」

 大使館では、寄付金の使い道は人道的な支援に限定すると説明していて、これまでに16万人以上から40億円以上が集まっているということです。一方、支援の動きは県内の自治体でも…。富士宮市は3日に救援金の受付箱を市役所に設置しました。富士宮市にはおととし11月、ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が訪れ観光発展について須藤市長と意見を交わしたほか、1日には富士宮市議会で軍事侵攻を非難する決議が可決されています。

男性:「少し情勢面がよくなってくれればいい。早く落ち着いてほしい」

ロビーにはウクライナの子どもが平和を願って描いた絵も飾られています。このほか三島市でも救援金を受け付けています。救援金はウクライナ大使館や日本赤十字社に送られます。