静岡県内全域に大雨や強風の注意報　土砂災害や土地の浸水に要警戒

各務実来記者：「午後1時のエスパルスドリームプラザ前です。午前中から降り出した雨は止むことなく、強弱を繰り返しながら降り続いています」

　静岡地方気象台によりますと、日本海を東北東へ進む低気圧からのびる前線があすにかけて本州を南下する見込みです。
　この低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、きょう26日夜の初めごろからあす27日朝にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が予想されています。

各務実来記者：「午後4時半を過ぎたところ。雨脚はさほど変わっていませんが、風が強くなってきました。街頭の木々も大きく揺れています」

　気象台は午後3時前に県全域に大雨や強風の注意報を発表しました。また午後6時までの24時間で中部・西部・東部で200ミリ、伊豆で180ミリの雨が予想されています。
　雨雲が停滞した場合には警報級の大雨となる可能性もあるということで、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼び掛けています。