熱海土石流 起点付近に残る土砂の排水工事始まる 起点付近に残る土砂の再崩落を防止

静岡県熱海市の土石流災害で、県は起点付近に残っている土砂の再崩落を防ぐため、排水対策の工事を始めました。

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熱海土石流 起点付近に残る土砂の排水工事始まる 起点付近に残る土砂の再崩落を防止

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 28日午前、土石流の起点付近では、県から委託を受けたスタッフが資材を搬入したり、排水管を埋める位置を決めるための測量を実施したりし工事の準備を進めました。熱海市で発生した土石流災害では、起点付近にあったおよそ5万5000立方メートルの土砂が流出し、いまだ、2万立方メートルが残っているとみられています。このため県は、崩落した土地の西側に残る土砂について深さ2メートルから3メートルの地中に排水管を埋めるなどし、地下に浸透した水を付近の沢に集めて土砂に水が溜まらないよう対策を講じる方針です。工事は、来月中に完了させる予定です。