怪しい電話はすぐ切って!警察とガス会社が詐欺電話への対応訓練実施 キャッシュカードの暗証番号を聞き出す手口が多発

 後を絶たない特殊詐欺被害に遭わないようにするため、静岡県警と静岡ガスが連携して、詐欺電話の対応訓練を行いました。

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怪しい電話はすぐ切って!警察とガス会社が詐欺電話への対応訓練実施 キャッシュカードの暗証番号を聞き出す手口が多発

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電話訓練:「先日オレオレ詐欺のグループを18人逮捕しまして、その際に犯人が使っていたリストに杉山さんのご住所ですとか、個人情報がのっているのを見つけまして」

 訓練では、犯人役の警察官が静岡ガスの契約者に電話をかけ、実際に起きた事件と同じ手口で個人情報を聞き出そうとします。県警によりますと、去年県内の特殊詐欺の発生件数は373件で、被害額は7億6800万円余り。今年はすでに140件で2億7722万円の被害が出ています。平日の昼に警察官や市役所職員をかたって電話をかけてきて、キャッシュカードの暗証番号などを聞き出すケースが多いといい、警察は怪しい電話はすぐ切ることや留守電に設定して必要な人にだけ折り返すようアドバイスしていました。