静岡生まれの「うちっちぴよりん」限定販売に大行列 崩さず持ち帰る「ぴよりんチャレンジ」も話題に

名古屋生まれのスイーツ『ぴよりん』。その静岡版の販売が、20日から期間限定で 始まりました。

画像: 静岡生まれの「うちっちぴよりん」限定販売に大行列 崩さず持ち帰る「ぴよりんチャレンジ」も話題に

西尾梓アナウンサー:「見てください。たくさんの人たちが『ぴよりん』を求めて待っています。さらに、こちらだけでは収まりきらず、反対側にも並んでいる方いらっしゃいます。『ぴよりん』人気すごいですね」

行列の先頭は朝6時半から

 静岡市の「ホテルアソシア静岡」に、ずらりと並ぶ人たち。一番早い人は、朝6時半から並んでいたといいます。

静岡市 40代男性:(Q:お目当てはなんですか?)「きょうから販売になるっていう『ぴよりん』のコラボ商品の『ぴよりん』セットです」(Q:『ぴよりん』への愛はどこから来るんですか?「かわいいのと、おいしいからです」

静岡市60代男性:「去年藤井聡太さんが『ぴよりんアイス』を食べたということで、今回の名古屋でも売っていない新しいものができたということで、さっそく並びました」

画像1: 行列の先頭は朝6時半から

20日から「ホテルアソシア静岡」で限定販売される「うちっち ぴよりん」。抹茶のスポンジの上にみかんのムースとジュレが重なり、それが抹茶のムースで覆われているという、まさに静岡の食材のいいところを結集したスイーツです。そもそも『ぴよりん』とは、2011年に名古屋で生まれた、ひよこ型のスイーツ。去年の6月に行われた将棋の王位戦で、藤井聡太五冠がおやつとして「ぴよりんアイス」を食べたことで人気が爆発しました。そして今回、静岡版の『ぴよりん』が開発され、20日から販売開始となると、この人だかり。午前10時からの整理券配布前には100人ほどが集まり、20日の販売分は、あっという間にいっぱいとなってしまいました。

画像2: 行列の先頭は朝6時半から

「うちっち ぴよりん」の生みの親 ホテルアソシア静岡 
古田信隆製菓料理長:「ちょっと想像以上でしたね。静岡ならではの『ぴよりん』ということで、静岡の素晴らしい食材をたくさん使ったものを、静岡県内の人にも再確認していただきたいと、県外の方にも発信できればいいなと思っています。」

 午前11時、念願の「うちっち ぴよりん」が、ついにお客さんの手に。

 静岡市70代女性:(Q:『ぴよりん』を実際に手にしてみて?)「かわいいですね、本当に。これ食べるものだって。ほんとに、かわいいです」

静岡市 30代女性:「前から気になっていて、ずっと食べたいなと思っていたので良かったです、すごく」

画像3: 行列の先頭は朝6時半から

購入後は「ぴよりんチャレンジ」

 一方で「ぴよりん」はとても柔らかく、崩れやすいため、持ち帰るのが大変なスイーツとしても知られています。SNSでは─「壮絶に散ったぴよりん。。。」「ほぼ全滅ぴよ 過酷な旅だったね ごめんね」『ハッシュタグ ぴよりんチャレンジ』という言葉とともに、数々の無残に崩れた『ぴよりん』の姿がSNSに飛び交いました。静岡版の「うちっち ぴよりん」を買った人たちも、戦々恐々のようです。

静岡市 30代女性:「電車とバスで帰るが、なるべく気を付けて持って帰って、崩れないように。そーっと持って帰る予定です」
静岡市 20代男性:(Q:実際に手に持ってみてどう?)「ずっしりと重たい。これから電車で持ち帰るので、結構崩れやすいという話もあるので気を付けて持ち帰りたいと思う」

画像: 購入後は「ぴよりんチャレンジ」