飲食店の弁当を食べた30人が下痢や発熱 保健所は食中毒と断定し店を営業禁止に 県は今年2回目の「食中毒警報」発表 静岡・御殿場市

 静岡県御殿場市の飲食店で調理された弁当を食べた30人が腹痛などの症状を訴えました。保健所は食中毒と断定し、8月2日から当分の間、店に営業禁止を命じました。

画像: 飲食店の弁当を食べた30人が下痢や発熱 保健所は食中毒と断定し店を営業禁止に 県は今年2回目の「食中毒警報」発表 静岡・御殿場市

 7月22日、御殿場市の飲食店の弁当を食べた125人中30人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えました。現在は全員、快方に向かっているということです。

 御殿場保健所は症状を訴えた患者が共通してこの店の弁当を食べていたことなどから、弁当を原因とする食中毒と断定しました。

 県によりますと、今年、県内では2日までに5件149人の食中毒が発生しているということです。

 県は気温が高い状態が続き、食中毒が発生しやすい条件になっているとして、2日、今年度2回目となる「食中毒警報」を発表し、警戒を呼びかけています。