電動アシスト自転車で衝突、ひき逃げの罪に問われた男 静岡地裁が執行猶予付きの判決 「犯行を認め慰謝料を支払っている…」

電動アシスト自転車でひき逃げをした罪などに問われた男に、静岡地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。

画像: 電動アシスト自転車で衝突、ひき逃げの罪に問われた男 静岡地裁が執行猶予付きの判決 「犯行を認め慰謝料を支払っている…」

判決によりますと静岡市清水区の会社員の男(35)は4月、静岡市駿河区の歩道を電動アシスト自転車で走行中、前を走っていた自転車に衝突。会社員の男性(34)に左腕骨折などの重傷を負わせたにもかかわらず、その場を立ち去りました。
 9日の判決で静岡地裁矢田部峻裁判官は「電動アシスト自転車の最大速度や出力の範疇を超えているとわかった上で、スピードを出して犯行に及んでいて危険性を十分に認識していた」と指摘しました。

 一方で「犯行を認め慰謝料を支払っている」などとして、男に懲役2年6カ月執行猶予4年の判決を言い渡しました。