管理していた90歳男性の口座から100万円引き出したか 業務上横領の疑いで任意後見人を逮捕 ほかにも不審な出金 静岡市

 任意後見人として管理していた90歳男性の現金を横領したとして、69歳の男が逮捕されました。

画像: 静岡県警

静岡県警

 業務上横領の疑いで逮捕された静岡市駿河区に住む69歳の会社員の男は2017年2月、清水区内に住む当時90歳の男性の任意後見人として管理していた銀行口座から現金100万円を引き出し、横領した疑いが持たれています。

 2017年7月ごろに任意後見監督人の弁護士が預金の状況を確認していた際、高額な出金記録があったことを不審に思い、2019年9月に業務を引き継いだ別の弁護士が刑事告発していました。

 警察によりますと、男は男性が通っていたデイサービスの代表をしていたということです。警察は、男が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

 男性は去年5月に亡くなっていますが、他にも複数に不審な出金が確認されているということで、警察は被害額が数百万円に上るとみて、動機や詳しい経緯を調べています。