【速報】静岡・熱海市長の告訴・告発状を警察に提出 土石流災害の遺族ら4人が業務上過失致死容疑で

 静岡・熱海市の土石流災害で被災した一部の遺族らが、斉藤栄市長に対する業務上過失致死容疑での告訴・告発状を警察に提出しました。

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 16日午後、土石流災害の遺族ら4人が斉藤市長個人に対する告訴・告発状を熱海警察署に提出しました。容疑は業務上過失致死で、遺族らは斉藤市長について「崩落の危険性を認識していたにも関わらず、盛り土の造成を止められなかった。発災当日も避難指示を見送るなど適切な対応をとらなかった」と主張。「土石流の真相究明のために告訴した」としています。

 これに対し斉藤市長は「内容につきましては詳細が不明であり、現時点ではお答えできることはございません」とコメントしています。

 市に対する訴訟をめぐっては、土石流災害の「被害者の会」が市と県に対し、損害賠償を求めて9月中にも集団提訴する考えを示しています。