1年でJ1に戻るために! 清水エスパルスが新体制を発表

1年でのJ1復帰をめざす清水エスパルスの新体制発表が行われ、8人の新戦力が決意を語りました。一方、日本代表の権田修一選手ら主力4人は、海外移籍を模索中であることも明らかになりました。

画像: 1年でJ1に戻るために! 清水エスパルスが新体制を発表

 アイスタで行われたエスパルスの新体制発表。

 2016年以来となるJ2での戦いに向けて、クラブはリカルド監督の続投を決断。

 多くの主力の引き留めにも成功し、1年でのJ1復帰を誓いました。
ゼ リカルド監督:
「我々の見せていかなければならないのは積極性。競争力の高いチームを作り組織力を高く保ち試合の主役になるように戦っていきたい」

 一方、W杯で活躍した日本代表GK権田修一や昨シーズンのJ1得点王チアゴサンタナら4人は、海外移籍も視野に入れており、
移籍市場の期限である1月末までは交渉を続けるとのことです。

 そうした中、8人の新戦力が加わった今シーズン。

 経験豊富な2人のデイフェンダーに注目です。

 1人目は富士宮市出身で、J1名古屋から加わった吉田豊選手32歳。

 エスパルスには9年ぶりの復帰で、無尽蔵のスタミナを誇るサイドバックです。

吉田豊選手:
「ストロングポイントは1対1の強さ。目標はケガをせずに全試合出場すること」

 2人目はJ1柏から加わったセンターバックの高橋裕治選手29歳。

 187cmの長身でJ1通算112試合出場の経験あるデイフェンダーで、守備の改善に期待がかかります。

4番・高橋裕治選手:
「戦う気持ちを前面に出していきたい。(課題の)失点をひとつでも減らせるように頑張っていきたい」

 そのほか、エスパルスユース出身の大学生2人が再びエスパルスへ。

 流通経済大学のストライカー齊藤聖七選手。

 早稲田大学の左利きのセンターバック監物拓歩選手も即戦力として期待されます。

 8人の新戦力を加えたエスパルス。

 1年でJ1に戻るためのシーズンが始まります。

画像: そうした中、8人の新戦力が加わった今シーズン。