被災地の熱海市に入った池上彰氏に消防団員が証言「母子を救助した数秒後に家が流された」
「次に土砂崩れがあったら、私の家も危ない」
ジャーナリスト池上彰氏(70)がこのほど、大規模な土石流災害が起きた静岡県熱海市を取材した。泥にまみれて壊れた自動車が放置されているなど、被災地の現状を確認。救助活動にあたった地元消防団員の松本早人さん(46)は、池上氏に「目の前を家の屋根が飛んでいった」などと、土石流を目の当たりにした状況を詳しく語った。
池上氏 松本さんのご自宅も、崩れた辺りにあるのですか。
松本さん 私の家はギリギリ大丈夫でしたが、2メートル先が土砂崩れでなくなりました。次に土砂崩れがあったら、私の家も危ないと思います。
池上氏 家には戻れる状態でしょうか。
松本さん 目...