「入れ墨出して商売できなくしてやる」 海水浴場のレンタル事業団体を脅す 指定暴力団の総長らを逮捕 静岡・下田市
下田市の海水浴場でパラソルのレンタル事業をしていた団体を脅し、業務を妨害したとして指定暴力団稲川会傘下大場一家の総長らが逮捕されました。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは指定暴力団稲川会8代目大場一家総長の男(57)と幹部の男(56)で、先月7日午前11時半ごろ、下田市白浜の海水浴場で、パラソルのレンタルをしていた団体を脅し、業務を妨害した疑いが持たれています。
警察によりますと、この海水浴場には元々市の許可を得ず違法にレンタル事業をしていた業者がいましたが、今年は市が警備を強化したためいなかったということです。
男らは団体に対し、「市は金使って警備入れているのに入れ墨入れたやついっぱい来ているじゃないか」、「俺らが店の前で入れ墨出して商売できなくしてやるぞ」などと脅したということで、違法業者のみかじめ料が入らなくった嫌がらせのため犯行に及んだとみて調べています。