日本平動物園生まれのジャガー「小春」が大阪へ 園はお別れイベント開催を予定 静岡市
静岡市の日本平動物園のメスのジャガー「小春」が10月、大阪市の天王寺動物園に出園することになりました。動物園ではお別れのイベントを開く予定です。
小春はおととし11月に、日本平動物園で生まれました。来園者に名前を募集し、「小春」と名付けられました。父親の「卯月小助」と母親の「小梅」から「小」の字をもらい、11月生まれなので「小春日和」にちなんだのが理由です。
生まれたころは体重3キロ弱だった小春ですが、2年間で、母の小梅と見分けがつかないほどに成長、1人立ちの時期が来ていることから、10月16日に父親の卯月小助が生まれた大阪市の天王寺動物園に出園することになりました。双子の妹の「小麦」も去年7月、茨城県の日立市かみね動物園に出園していて、小春が出園すると、日本平動物園のジャガーは卯月小助と小梅の2頭になります。
動物園では、10月7日にお別れイベントを開くほか、10月15日まで、小春の成長を振り返る写真を展示する予定です。