【新型コロナ】静岡県61人感染…掛川市で新たなクラスター 変異種感染者の地域公表求める問い合わせが県に58件
静岡県内の22日の新型コロナウイルス新規感染者は61人と、3日連続で50人を超えました。静岡市で17人、磐田市と富士市、沼津市で7人などとなっています。死者は4人で、1日としては過去最多に並ぶ人数です。
また、サッカーJ1清水エスパルスの選手1人の感染も明らかになりました。選手は軽症で、今シーズン練習にはまだ参加していなかったことから濃厚接触者はおらず、チームの活動に影響はないということです。
一方、掛川市内の接待を伴う飲食店では、22日までに7人が感染し、クラスターと認定されました。
22日までの1週間の人口10万人あたりの感染者数は11.5人で、17日にステージ3の基準を下回って以降、減少傾向が続いています。ただ県東部の病床使用率は68%と依然として、ひっ迫しています。
また、イギリスで流行する変異種の感染者が県内で確認されたことで、県には22日までに「居住地、地域を公表してほしい」などの問い合わせが、58件あったということです。県は国とも協議しながら、変異種感染者の公表基準について方針を決めるとしています。
静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「国に確認している。保健所単位でいいのか、東中西なのか、地域区分でいいのか、保健所にも聞いている。なるべく早く意見まとめたい」