区役所の位置や行政サービスに意見も 浜松市の行政区再編 自治会へ中間報告
浜松市で協議されている行政区再編について、各自治会への中間報告が行われました。
浜松市の行政区再編をめぐっては、先月行われた市議会特別委員会で天竜区は単独区での設置が決定するなど、再来年2月の区設置条例の議決に向け議論が進められています。午前行われた自治会への中間報告会では、住民から再編後の区役所の位置に関して意見が述べられました。
西区自治会連合会
山田渉 副会長:「まず疑問に思うことは、当局案が最も人口が多い区の区役所ということで西区になると思うのですが、それに対してなぜ自由民主党浜松の対案が提出されてきたのか」
行政区再編特別委員会
高林修委員長:「図形上中心に近いのが北区役所ではないかということが第一の理由でございまして」
西区自治会連合会
山田渉 副会長:「単に中心だからとか交通結節点等を総合的に勘案したと言われても、なかなか西区の住民の人は納得しがたい」
また行政センターの役割などにも議論が交わされ、再編後の行政サービスに関する意見が多く述べられました。
西区自治会連合会
鈴木孝一 会長:「今後の浜松を決める大切な議論の場となりますので、よりよい浜松市、これを望んでいるかというとこも掘り下げて検討していただければ」
自治会などへの説明会は来月中旬まで市内14カ所で行われ、来年5月に区割り案を正式決定する予定だということです。