【新型コロナ】静岡・富士市立中央病院で計9人が感染 クラスター認定で面会は完全禁止

県内では、きょう新たに24人の感染者が明らかになりました。

画像: 【新型コロナ】静岡・富士市立中央病院で計9人が感染 クラスター認定で面会は完全禁止

富士市立中央病院では女性看護師1人、患者8人の感染が確認され、クラスターと認定されました。
7日に入院した患者に原因不明の炎症や発熱などがあったためきのう検査したところ、「陽性」が判明しました。
それを受け、この患者と同じ病棟の患者43人と治療などに関わった職員らを検査した結果、合わせて9人の感染がわかりました。

●富士市立中央病院 柏木秀幸院長 
「今回多くの感染が判明してしまいましたが、 富士市の医療を維持し続けるため今後も可能な限り尽力してまいりますので、よろしくお願いします。」

●富士市立中央病院 渡辺利英病院総務課長
「感染経路については保健所による検査を実施中であり現在のところ不明であります。現在のところ感染がどなたから始まったか分かっていない状況であります。」

富士市立中央病院は地域の中核病院です。病床数520のうち、感染症の病床もあり、新型コロナの患者を受け入れています。

●富士市立中央病院 渡辺利英病院総務課長
「今回当院で8名の患者の感染が発生したころによりいっきに増えたことになりますので、現状の段階だと(新型コロナ患者を)受け入れるのは厳しいかなという状況。」

クラスター発生を受けて
病院は現在入院している全ての患者を検査し、新規の入院患者の受け入れを制限するとしています。面会は完全に禁止し、外来患者は一部を除き通常通りに対応する方針です。