孫世代の中学生がタブレットで、高齢者のワクチン接種のネット予約に協力へ 静岡・掛川市
静岡県掛川市は高齢者のワクチン接種のネット予約について孫世代に当たる中学生に協力を求めました。
掛川市内の高齢者ワクチン接種は1回目が、5月末の時点で対象のおよそ3万4千人のうち1割ほどしか進んでおらず、高齢者からは市に対して予約方法が難しいという声が寄せられていました。そこで、市内に住むおよそ3千人の中学生に、市から配布されたタブレットを使って、高齢者の代わりに予約をして欲しいと各学校にチラシを配って呼びかけました。
予約は市のホームページから可能ということです。
掛川市教育委員会・指導主事 佐藤純氏:「まずは中学生の皆さんがおじいちゃん、おばあちゃんに連絡をしてもらいまして、それで予約のほうが出来ているかどうかを確認してもらえたらなと思います。今、皆さんが、中学校で学んでいるICTを活用する力を、是非、人のために社会をよりよくしていくために、役立ててほしいと思います」