新人アナウンサーが紹介…梅雨時に映えるヤマアジサイ(静岡市葵区 長光寺) 伊東市ではハナショウブも見ごろ

嶋田光希アナウンサー:「静岡市葵区桂山にある長光寺に来ています。こちらでは今、ヤマアジサイが見ごろを迎えています。とっても小ぶりで、可憐に咲いている。かわいらしい。きょうみたいな雨の降りそうな曇りの日でも、きれいに良く映えていますね」

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 静岡市街から車で40分ほど。「オクシズ」と呼ばれる地域にある長光寺は、アジサイのお寺として知られています。

 アジサイの手入れをしているのは、安本隆広さん。古くからの檀家さんです。安本さんに、境内を案内してもらいました。

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 境内の周りを埋め尽くすのは「ヤマアジサイ」です。よく見かけるマリのような形の西洋アジサイよりもやや小ぶり。中央に集まっている 小さなつぼみのようなものが花なんです。

画像: 安本さんに案内される嶋田アナ

安本さんに案内される嶋田アナ

嶋田アナ:「ここには何種類ぐらいの?」 安本さん:「500種類で1000株植わってます」
嶋田アナ:「ここには昔からこんなにたくさんあった?」
安本さん:「昔はこの辺は何にもなかったです。何にもない」

 10年以上前、長光寺の先代の住職がヤマアジサイで有名な岐阜県のお寺を訪ねたそうです。

安本さん:「そうしたら小ぶりで、ものすごくかわいくて、絶対に植えるって、一目ぼれしてしまった」
嶋田アナ:「先代のご住職が?」
安本さん:「そう」

 仲が良かった安本さんと一緒に、分けてもらったヤマアジサイの枝を挿し木で1本1本植えて、今の姿になったそうです。

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嶋田アナ:「安本さんはどこから見るのが一番好きですか?」
安本さん:「つり橋の見えるところですよ。これが僕が一番好きな「ツルヒメ」。そこから撮るとつり橋と撮れるので、僕はそれが一番好きでした」
嶋田アナ:「つり橋をバックにツルヒメ」

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 境内の裏に、ちょっと控えめに咲いている「ツルヒメ」。少し紫がかった淡いピンク色が、とてもきれいです。先代の住職と安本さんが丹精込めて育てた長光寺のヤマアジサイ。今では、週末になると多くの人が訪れる、オクシズの名所となりました。

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市内から参拝客:「アジサイを見に行きたくて、静岡市に近いところで検索をしたら長光寺が出て。風情があってきれいですよね、雨の日でも」 

嶋田アナ:「見ごろはいつごろまで?」
安本さん:「見ごろは今月いっぱいぐらい。一番いいのは来週の土・日ぐらいがいいと思うけどね」

ハナショウブも見ごろ 伊東市「伊豆高原花しょうぶ園」

画像1: ハナショウブも見ごろ 伊東市「伊豆高原花しょうぶ園」

 伊東市にある「伊豆高原花しょうぶ園」も、いま見ごろを迎えています。「江戸系」「伊勢系」など多くの種類があるハナショウブ。こちらには、それらの原種と言われる長井古種を中心に、150品種3000株が植えられています。 ?

画像2: ハナショウブも見ごろ 伊東市「伊豆高原花しょうぶ園」

 こちらは全国的にも珍しい棚田にある花しょうぶ園で、今は使われていない休耕田を活用しています。ハナショウブは、25日頃まで楽しめるということです。   
                                (6月17日放送)